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東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門

進学希望の方々へHow to join us

本研究室では,生産加工やTHz計測に興味のある学生や研究員を広く募集しています.
研究室に入るには,主に以下の3通りのパターンがあります.

1.大学院入試に合格し,修士または博士課程の学生として加入する
2.研究員として加入する
3.研究生/研究実習生として加入する

以下,もっともメジャーな方法である「1. 大学院入試」について説明します.
2,3のパターンについては興味がありましたら直接ご相談ください.
もちろん1に関する相談でも構いません.ご遠慮なくどうぞ.

大学院入試

本研究室は,「東京大学大学院工学系研究科 精密工学専攻」に属しています.
生産技術研究所では学部生の配属は無く,原則修士以降からの配属となります.
(他大学からの研究実習生はこの限りではありません)

研究室に配属されるには精密工学専攻の大学院入試を通過する必要があります.
出願時期は例年7月上旬,試験期間は例年8月下旬~9月上旬です.
(博士課程入試は,2月入試による追加募集があります)
修士課程の入試科目は,英語(TOEFL),数学,物理の3科目で専門科目はありません.
詳しくは,専攻ホームページの案内をご確認ください.

研究室での生活

本研究室ではソフトよりもハードを扱うことが圧倒的に多く,優れた「実験家」となってもらうことを目標としています.手と体を動かす機会が非常に多いです.

特にコアタイムなどはありませんが,極力毎日顔を出してください.
はじめのころは教員,研究員や先輩がほぼつきっきりで研究・実験指導をします.
次第に慣れて一人で出来るようになるでしょう.

週に一度のグループミーティングにおいて,
・全メンバーによる簡単に研究進捗報告
・メンバー1人による研究進捗のプレゼン(30分程度)+議論
を行っています.
また2,3週間に一度は個別ミーティングを行い,研究計画を検討したり,必要であれば単位,進路,生活などの相談をしています.
ただし,上記はオフィシャルな打ち合わせに過ぎず,基本的には教員(梶原)とほぼ毎日打ち合わせをしながら研究を進めていきます.

修士の場合は,配属1年後を目途に学会発表(精密工学会,応用物理学会など)をしてもらいます.
本人のモチベーション・進捗次第によっては国際会議などに参加する機会もあるでしょう.
博士の場合は,ほぼ毎年国際会議に参加して発表・議論することになると思います.


本研究室は産声をあげたばかりで,新しく立ち上げたばかり(立上げ途中)の研究ばかりです.最初はなかなか結果が出ないと思いますが,それは当たり前のことなので全く気にする必要はありません(最初から簡単に結果が出るような研究は新規性が低く,あまり拡がりがらないでしょう).私見ですが,修士課程で最も重視されるべきことは,結果よりもどれだけ真摯に研究テーマに立ち向かい,格闘したかです.公私ともに充実した生活を送ってください.